「真面目」それとも?

query_builder 2022/09/30
中学受験
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算数の苦手な子、いいえ、苦手意識を持っている子に共通することの一つに 「真面目」さがあります。   教えられた通り、先生の説明通りに、真面目にマネをする子。 マネをすることも大事なのですが、「真面目」にマネをする子は、 マネだけを「真面目」にしています。 手と目のみが動いているだけ、 頭が連動していない。 これは、「真面目」に学習しているようでいて、 実は、楽をしてサボっているのです。   もちろん、本人はがんばっています。 得意になるだけの学力も備えています。 では、なぜサボってしまうのか? 一言で言えば、「不安」です。


「不安」と「安心」が思考を停止させる  

ではなぜ「不安」になるのでしょうか? それは、解き方はたった一つしかない、と思っているからです。 一つしかないなら、当然「覚えてしまえ!」となります。 しかし、大人でもそうですが、子どもたちもやはり忘れます。 解く手順のうち、一つでも忘れてしまう、または、しっかり思い出せないと、 「次どうするんだっけ・・・忘れちゃった!・・・ムリ・・・」となり、 「きのう習ったばかりでしょ、もう忘れちゃったの?」 という大人の言葉が、さらに「覚えればよい」感を増幅させるのです。 そして、 「忘れちゃたんだったら、塾の先生にやり方を聞いてきなさい!」 なんてことになると、 めんどうみのよさを謳う塾は、 「これはね~」 から始めて、懇切丁寧に一から十まで教えてくれます。 子どもは、ひとまず「安心」します。 でも、しばらくして復習すると・・・案の定、忘れています。当然、「不安」になります。   覚えてさえいればできるという「安心」は、少しでも忘れれば「不安」の“鏡映”であり、 「真面目」な子から、いとも簡単に自信を奪い去ります。 学力向上に必要なのは「安心」でも「不安」でもなく、 「自信」です。

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